勘違いのサービス精神

こんにちは。
ぴーすパパです。

今日もゴルのトレーニングに関して書いてみますので、最後までお付き合いください。

ゴルは記憶力が優れているのでしつけは簡単というイメージを持たれるかもしれませんが、

実際には悪い事も良い事もすぐに覚えてしまい、なかなか忘れないので、

悪いことを覚えてしまうとなかなかに厄介なことになります。

ゴルは空気を読むというのか、人の動きや表情を見て自分の行動を決めたりするのですが、

勘違いが多いというか、人とゴルでは感覚が異なるというか、すれ違いを起こす事が多々あります。


よくあるケースでは子犬ちゃんがひとの手を甘噛みして、

それに対して「痛い」と声を上げると、

子犬ちゃんは「この人噛むと喜んで声を出すからもっと噛んであげよう」と覚えてしまいます。

家族の中で特定の人だけが子犬ちゃんの甘噛みの対象になるのは、

勘違いからのサービス精神が原因の場合が少なくありません。

この状態になってしまうと、甘噛みをやめさせようと大きな声を出したり、追いかけたりすると、

子犬ちゃんは「今日はいつもよりも喜んでくれている」と理解してもっと噛んで喜ばせて上げようと考え、

もっと強く頻繁に噛むようになります。

こういった勘違いのサービス精神から他にも様々な問題が起こり得ますが、

ゴルのしつけに慣れていない人でも勘違いをさせるリスクが低い方法が、

ぴーすで推奨しているクリッカートレーニングです。

クリッカートレーニングは待つトレーニング方法です。

ゴルをずっと見て、良い行動をしたらクリッカーを鳴らし、ご褒美を与えます。


ゴルがたまたま座った時にクリッカーを鳴らしてご褒美を与えます。

これを繰り返すだけで座るとご褒美がもらえるとゴルの脳内で関連付けられるので、

ゴルは人の前で好んで座るようになります。

座るようになったら座れという言葉やゼスチャーを教えていきます。

クリッカーの考え方としてはゴルは自由に振舞いますが、

人にとって都合の良い行動をとった時にだけクリッカーを鳴らし、

ご褒美を与えることで、何も起こらない行動よりもクリッカーが鳴る行動をとることが多くなります。

クリッカーの代わりに人の声でやればいいのですが、

人はその時々の感情で声の調子が変わりますので、

ゴルに勘違いをさせる原因になりがちです。

勘違いをさせないためにクリッカーは役に立ちます。

興味のある方はぜひお試しください。

クリッカーが無くても実際には一定の音が出るものであれば代用できます。

舌打ちでも大丈夫です。

最後に今日ももんちー。

画像


http://www5f.biglobe.ne.jp/~running-dog/20180610redribu.html

今日も暑いですがもんちーの笑顔がポジティブな気分にしてくれます。

それではまたゴル~

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