子犬ちゃんのしつけの本やサイトを見ているとトイレの練習に関しては必ず触れられていて、
関心度の高さがうかがえます。
しかし、ぴーすで生まれた子犬ちゃんを迎えた方からトイレトレーニングに関してご相談をいただくことはごく少数です。
ご相談よりもトイレをすぐに覚えてくれたというお声をいただくほうが圧倒的に多いです。
ぴーすにいる間にもトイレトレーニングの基礎になるような環境とリズムを日々の生活に取り入れていますが、
それよりもトイレトレーニングは基本ほめればいいので、教えやすいという点があるのではと考えています。
トイレは成功したら褒めて、失敗しても叱らないのが基本です。
その昔は失敗したら鼻をこすりつけて叱りましょうと説明していた本なども多かったのですが、
時代の変化と共に犬の学習のメカニズムにそったしつけ方法になっていますので、
トイレに関しては悪いイメージをつけないために叱ってはいけないという事になっています。
これがおそらく飼い主の方の心理状態とマッチしているのだと思います。
「さぁ、子犬を迎えたから叱りまくるぞ」という方は少数派だと思います。
多くの方は「可愛い子犬ちゃんと楽しく幸せに」と考えていると思います。
子犬ちゃんが上手にできたら成長を喜ぶとともに思い切り褒めて、失敗しても赤ちゃんなんだから気にしない。
こういう心理状態としつけ方法がマッチしているからだと思います。
逆に、やめさせることに苦労される方は多いです。
噛んじゃダメとか、飛びついたらダメとか、子犬ちゃんの行動を制限するようなしつけは難しいと感じている方が多いようです。
制限と考えないことがコツだったりもしますので、次回のブログで触れてみます。
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