叱らないしつけ方2

前回からの続きです。

実際に叱らないしつけ方法は有効かというと私の経験上、ゴールデンに関しては有効です。

ほかの犬種は試したことがないのでわかりません。



叱らない方法というのは褒める(プラス)か無視(マイナス)を利用するのですが、

ゴル的には褒める(プラス)と叱る(マイナス)のほうがわかりやすい面があるかもしれません。

逆に叱ってるつもりでもゴルにははしゃいでると思われている飼い主さんの場合には、

叱らない方法のほうがゴルにとってはわかりやすいかもしれません。


叱らない方法というのは別に特別なことではなく、良い事があるか、何も起こらないか、

を使ってしつけを行っていて、

良いことがあるか、悪いことがあるか、という選択肢を使うのとそれほど大きな違いはありません。

逆に極論ですが一歳褒めずに叱るか無視するだけでしつけが行えるかというと、

これもゴールデンには可能です。

お座りをしている間は無視をして、お座りを止めたら叱ります。

ただこれは試さないほうがいいと思います。

叱るためにゴルを家族に迎える人はいないと思いますので、基本ほめて伸ばすほうがお互いにとっていいような気がします。


個人的にはゴルにとって最良のしつけ方法は褒めることと叱ることの両方を用いることだと考えています。

なぜなら生きていく上で、または今までの歴史の中で、良い事だけが起こってきたということはありえないからです。

良いことから学び、悪いこと、つまり失敗からも学び、人もゴルも何代にもわたって生きてきましたので、

失敗を乗り越えることに意味があるような気がするのです。

一度も失敗をしたことのない人と、失敗を乗り越えてきた人では、いつか必ずやってくる次の失敗への対応が異なってくると思います。

とはいえ、きちんと叱っているということが伝わらない場合では褒めて無視するほうが効果が出たりします。

ゴルは非常に学習能力が高いので、正しく接すれば3日もあれば行動が変わってきます。

実際のしつけでは効果が出ないにも関わらずにやり方に固執し、やり続けることがもっとも良くないことだと思います。

人もゴルも疲れるだけです。

効果の出る方法はわかりやすい方法ですので、お互いに負担が少なくて済みます。

自分はやり方にこだわりはないのですが、常に伝わりやすいやり方を選択するようにしています。

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こだわらないことがこだわりになることもあるゴル~(*´ω`*)ノシ

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