こんにちは。
少し前に叱らないしつけ方法というのが流行りました。
以前h度ではないですが、今も一切叱らず、チョークチェーンなども使わないしつけ方法は存在しています。
ゴールデンのブリーダーを続けて来た中で、ある日突然ゴールデンの可能性について興味を持ちました。
1と2という記号の違いは理解できるようだが、数字の概念は理解できるのか?
単語は理解できるようだが、文章を作成することはできるのだろうか?
なぜ環境によって異なる行動をとるのか?
どうやっていろいろなことを学習しているのだろうか?
そういうことに興味がわいてしまいました。
比較的とっつきやすかったのが学習のメカニズムで、これはしつけに直結して日常にも役立つので、
いくつか本を読んで調べて、ゴールデンは沢山いるので実際に試してみたりしました。
そこで理解出来たことは、ゴールデンは記憶力がすぐれていて、
過去の経験から次の行動を決めているということがわかりました。
ゴールデンの見かけのイメージと違って、学習のメカニズムは人間よりもコンピューター的です。
プラスだったか?
マイマスだったか?
を記憶していて、次の行動を決めます。
散歩中にリードを引っ張った時に、
自分にとってプラスの出来事があったか、マイナスの出来事があったか、を記憶して、
プラスであれば引っ張るし、マイナスであれば引っ張らないという判断をしています。
実際にはもう少しだけ複雑なようですが、この目線で見ることで、ゴルの行動を理解しやすくなります。
人によって態度を変えるゴルは多く、そういう子を人は「ずる賢い」と評したりします。
しかし私はすべてのゴルはきわめて純粋で裏表など存在しないと信じています。
ゴルが人によって態度を変えるのは、その人の前ではこの行動をとったら自分にとってプラスになる、
他の人の前では違う行動がプラスになる、
二人いるときにはまた違う行動がプラスになる。
そのように純粋に過去の記憶から判断して、ゴルなりのベストの行動をとっていると考えます。
長くなったので叱らないしつけ方2に続きます。
続くゴル~(*´ω`*)ノシ
この記事へのトラックバック