ゴルに接する際に一切怒る必要はありません

犬のしつけで叱らないしつけ方法というものがあります。

私が推奨しているクリッカートレーニングは一切ゴルを叱りません。

それどころか、言葉でほめることも基本的にしません。

クリッカートレーニングも叱らないしつけ方法の範疇に入っているものと思います。


そもそも、叱るということは何なのか?

怒るということとは異なるのか?

一緒にしてしまうケースもありそうですが、叱る事と怒る事は意味が異なると考えます。

まず怒るというのは感情です。

怒りの感情を相手にぶつけたら、同レベルの人であれば喧嘩になるかも知れません。

自部より立場の弱いものに怒ればそれはいじめに繋がってしまうかも知れません。

前向きな行動とはなりにくいと思います。

対して、叱るという言葉には相手のことを考えてこうしたほうがいいということを強く伝えるという意味あいが強く、

少なくとも感情で行うことではなく、相手のために行うことです。


ただし、叱り方は難しいです。


相手が拗ねてしまったり、落ち込んでしまったり、委縮してしまったり、怒りの感情をぶつけられたと感じてしまうかも知れません。


出来た相手であれば「自分のためにあえて厳しいことを言ってくれている」と感謝をしてくれるかもしれませんが、

それほどの相手であればそもそも強く伝える必要はなく、普通に言えば普通に伝わるはずです。

パワハラという言葉が当たり前の昨今では、叱るのはとても難しいと思います。


ではどうするかというと、指導するちう言葉が一番マッチするのではないかと思います。

ゴールを指し示して導きます。

人の場合であれば言葉で目標設定を伝え、どうすれば目標達成できるのか言葉で伝えればいいのですが、

ゴルの場合にはなかなか難しい言葉までは理解できないので、

まずはたまたまいい子に出来た時を見逃さずに誉め、

なんとなくできた感じに持って行って褒め、

成功したらいいことがあるよとひたすらに繰り返し教えていきます。

褒めるのも言葉よりも、撫でる、美味しいものをあげる、という行動のほうが誤解が少ないように思っています。

人の場合は言葉が先ですが、ゴルの場合はボディーランゲージや食べ物が言葉よりも上位の判断材料になります。

そのほうが覚えやすいのだと思います。

画像


ゴル~(*´ω`*)ノシ

この記事へのトラックバック