こんにちは。
ペット保険のアニコムが作成した家庭どうぶつ白書に目を通していました。
こちらです。
http://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201512.pdf
ペット保険に関するいろいろなデータが載っているのですが、犬種別のデータも載っているので興味深く見ていました。
犬種別のペット保険の請求割合というデータもあり、ゴールデンの場合には皮膚疾患が最も多く、次いで耳の疾患が多いとなっています。
その次が消化器疾患です。
この3つで全体の85パーセントくらいになっています。
この疾患の多い季節などは特に記載はないのですが、
ぴーすの経験上では皮膚と耳のトラブルは梅雨時から9月くらいまでが多いように感じます。
長毛犬ですし、日本よりも涼しい国で生まれた犬種ですので日本の高温多湿の気候には弱い面があります。
私たち人には健康な状態でも沢山の菌が住んでいるらしいのですが、ゴールデンも同様のようです。
こういった菌は普段は悪さをしないですし、もしかしたら人の役に立っているのではないかという説もあるそうですが、免疫が下がったりして増えすぎると良くない症状が出てしまう事があるそうです。
ゴールデンの場合、皮膚疾患というとホットスポットのような急に出来てしまう湿疹や、耳の中に茶色い汚れが溜まるマラセチアなどが多いですが、
これらも普段はいても問題にならない菌が免疫の低下で活発になりすぎたのが原因ではないかと感じる所もあります。
高温多湿の日本の梅雨や夏はスコットランド生まれのゴールデンには厳しい環境でしょうし、それがストレスになることは想像しやすいです。
他にも、フードを変えると耳が汚れたり皮膚トラブルが起こったりすることがあります。
ドッグフードというのもピンキリと言いますか、その子に会うか合わないかという問題もありますし、
体に良くないかも?というものが入っている物もあります。
そういったものを体に取り入れることで免疫が下がってしまうという事があるのかな?と感じます。
または、環境が変わることでストレスを感じて免疫が下がる事もあるように感じます。
人の場合にもストレスと病気の関係はけっこう密接にありそうですが、ゴールデンの場合も同様なのかもしれません。
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