小雨のしつけ教室

こんにちは。
ぴーすパパです。

ここのところブログのアップを早朝にやっていたのですが、

今日はおsの時間をメルマガの発行に充ててしまったので、

ブログがお昼過ぎになってしまいました。


仕事の合間を見つけてブログやメルマガを書くので、タイミングを逃すとこのように大幅に時間がずれてしまいますが、毎日更新は続けたいので頑張っていこうと思います。


昨日は犬舎でしつけ教室をしていました。

8月だというのに小雨が降っていて肌寒い日曜日でしたが、飼い主の方々の熱心さで気持ちは暖かくなりました。


ゴルは飼い主さんの役に立ちたいという気持ちを非常に強く持っています。

これは本能的な労働への欲求です。

世界的にも類まれな働き者の人種の日本人なら理解しやすいと思うのですが、人間の役に立ちたいという気持ちをゴルは持って生まれてきています。


なのでゴルは子犬ちゃんなのに、飼い主さんをずっと観察して、どうすれば喜んでもらえるかを常に考えています。


ゴルは人が好きなのでついつい飛びついたり、愛情表現として口で人や服を噛んだりします。

そんな時に人の反応が薄ければゴルは「あんまり喜んでくれてないからほかのことを試してみよう」と考えます。

しかし人が、痛いとか、ダメとかコラ!とかノー!とか大きな声で言うと「すごい反応してくれた。喜んでくれた!」と誤解をしてしまいます。


そうするとゴルは人を喜ばすという労働欲求に火が付き、根気強く、何度も繰り返し人を噛むようになります。

さて、こうなると一途でまじめなゴルに「君は誤解している」と伝えるのはちょっと難しくなります。

やめてほしいので大きな声でしかると、ゴルは「今日も喜んでくれている」と労働欲求が満たされます。

では逆に無視をしてみるとどうでしょう。


考える能力を持つゴルはいつも通り飼い主さんを噛んでもいつもより反応が薄いと「喜んでくれないのは噛み方が弱いからだ」と考え「もっと強く噛めば喜んでくれるのでは?」と仮定し人に試してみます。

いつもより強く噛まれた飼い主さんはいつもよりも強い痛みに「今日こそはわからせてやる!」と興奮して大きな声でゴルを叱ります。


そうするとゴルは「やっぱり自分の仮定は正解だった。いつもより強く噛むと飼い主さんはいつもより大喜びしてくれる」と学習をします。

大抵のゴルの問題行動はこのような勘違いが原因です。

善意と知性を持つが故の勘違いです。

なので、問題行動はゴルにあるというよりは誤解をさせてしまう飼い主さんの行動に原因があったりします。

勘違いをさせないためにはどうすればいいのか?

ぴーすのしつけ教室では問題行動の矯正を行う場合には、勘違いをさせないための接し方をお伝えしています。


ふせの教え方や、お散歩教え方なども昨日のしつけ教室では行いました。

ぴーすのしつけ教室では飼い主さんに勉強してもらう事が第一の目標です。

ゴルは働き者で人を喜ばせるのが好きな子ばかりです。

人がそのゴルの能力をコントロールして引き出せればそれ以上のパートナーはなかなか見つからないと思います。

それではまた!

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お座りをしてマテをする小さなナツちゃんの姿に心癒されました。

いい日曜日でした。

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