トレンド 甘噛みの止めさせ方

こんにちは。
ぴーすパパです。

ぴーすには毎日、ゴールデンレトリバーに関するご相談が寄せられます。

子育てに関すること、お手入れに関すること、しつけに関すること。

この3つがとても多いのですが、子育てに関することはご飯のことだったり、

運動時間についてだったり、悩むポイントは同じようです。


お手入れは季節によってご相談内容が異なります。
夏のお手入れは?
換毛期は?
冬は?

みたいな感じです。


しつけに関しては面白いもので流行があります。

3年くらい前からお散歩中にリードを噛むというご相談が多かったのですが、最近は甘噛みが多いように感じます。


このブログをお読みの方でお悩みの方はいますでしょうか?

どうすれば甘噛みをやめさせられるか、と真剣にお悩みの方もいるのかもしれないですね。


深刻にお悩みの方に朗報かどうかはわかりませんが、私にとっては生後6か月くらいまでのゴールデンの甘噛みをやめさせるのは空気を吸うのと同じくらい簡単です。

そしてビールを飲むのと同じくらい日常的に子犬ちゃんに教えています。


噛む対象は主に飼い主さんの手だと思いますが、なぜ、子犬ちゃんは甘噛みをするのでしょうか。

これは実に簡単です。

飼い主さんが好きだから、人が手で好きなものに触れたいと思うのと同じように、口で大好きな飼い主さんに触れています。

そして、飼い主さんの反応が「楽しいから」噛むことが癖になります。

噛まれたときに痛くて悲鳴を上げたとします。

そうすると子犬ちゃんは「愛情表現に反応してくれた」と感じます。

これが高い声だとより強く「喜んでくれた」という認識をします。

子犬ちゃんにとって高い声は褒め言葉に聞こえます。

家族の中でよく甘噛みをされる人は声が高い人が多かったりします。

なので、子犬ちゃんはもっと喜ばそうと声の高い人を狙って甘噛みをするようになります。


また、それをよけようと素早く動くのも子犬ちゃんにとっては「遊びに乗ってくれた」という認識になります。

早い動きは子犬ちゃんにとっては遊びなのです。


すぐに叱ろうとして慌てて動くのは子犬ちゃんにとっては遊びに見えます。

叱るときは直後に(1秒以内)叱るのが基本ですが、慌ててはいけないのです。


ではどうすればいいのか?

反応しないことが重要です。

声も出さずに、目も合わせずに、動きにも変化をつけずに、何もなかったという態度を貫きます。

これだけで子犬ちゃんは人を噛むことに興味をなくします。

さらには「君のやっていることはつまらない」と伝えます。

低い声をだして、冷めた視線で子犬ちゃんを眺めます。

他にもツンとつついてハッとしたところを褒めるとか、

抱きしめて落ち着かせて褒めるというようなやり方もあります。

子犬ちゃんが何を考えているか理解してあげて、

どうやれば子犬ちゃんに伝わるのか、がわかれば本当に簡単です。

結局はゴルのしつけは飼い主さんが子犬ちゃんの気持ちをどれだけ理解できるかにかかっています。

ぴーすではパピーレッスンもやっていますので、本気でお悩みの方はご利用ください。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~running-dog/kyousitu.html

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最後に、愛情表現なのだから甘噛みをやめさせる必要はないのでは?

という意見も時々耳にします。


私はできるだけ早くやめさせるべきと考えていますが、考え方はいろいろあってもいいので、
それについてはまたの機会に触れたいと思います。

それではまた!

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