生まれたときの体重差について

こんにちは。
ぴーすパパです。

今日は気持ちの良い天気です。

ゴル達もみんな気持ちよさそうに遊んでいます。


そんな日も私は相変わらずパソコンと縁が切れずにいます。


が、めげずにゴールデンのことを書いてみようと思います。


最近、よく聞かれることがあります。

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生まれたときの子犬ちゃんの体重についてです。

ゴールデン新生児の平均体重は400グラムくらいと一般的に言われています。

平均で400グラムですので、もっと大きな子もいれば小さな子もいます。

大きな子では500グラムを超え、小さな子では300グラム以下の200グラム台の子もいます。

この体重差の原因ですが、もっとも大きく関係している要因は胎盤です。

ママゴルのおなかの中では子犬ちゃん一頭につき胎盤が一つ用意されています。

子犬ちゃんはへその緒と胎盤を通してママゴルから栄養をもらって成長していますが、

栄養をたっぷりと子犬ちゃんに届ける胎盤と、いまいちの胎盤があります。


たっぷり栄養を運ぶ胎盤の子は大きくなり、そうではない胎盤の子はゆっくりと成長します。

これが原因で新生児では体重差ができます。


老後のケアなどを考えて、小さい子がほしいという方も結構多いので、生まれたときに小さい子は大きくならないの?

というご質問を多くいただきます。

いつも私は、生まれたときの体重は関係ないですよ、とお答えしています。


実際にぴーすで生まれた子犬ちゃんのすべての子の成犬時のデーターを調べたわけではないですが、

私の知りうる限りでは一番小さく生まれた子がそのまま小さいことよりも、平均的な大きさになることのほうが多いです。

逆に、一番大きかった子が、成犬時には一番大きいという可能性も非常に低いです。




子犬ちゃんの成犬時の大きさは遺伝的に生まれる前から決まっているという説があります。

ご飯を沢山食べさせると成長のスピードは速くなりますが、骨格が大きくなる限度は決まっていて、

その限度に達すると骨格の成長が止まってしまい、後は太るだけという説です。

私は経験的に子の説が正しいように感じています。



結論です。

生まれたときの体重と大人になったときの大きさには、私は関連がないと考えています。

しかし、生後30日を過ぎて、生後46日くらいになるとその子が大きくなるのかならないのかを見分けるために、見るべきポイントはあります。

ころころして丸っこくていかにも可愛らしい子犬ちゃんよりも、ヒョロッと見える子犬ちゃんのほうが大きくなることが多いです。

胴の長さが関係していると考えています。

それではまた!

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